デジタルカメラの選び方・ポイント

ツーリングの思い出をキレイに残す

ツーリングのステキな思い出を残すのに欠かせないデジタルカメラ。広がる絶景や最高の料理、雨の中や暗闇の撮影も前提に選びたい。

ポイントは6点!

最近のデジタルカメラはホントに高性能で、好きなメーカーや価格で選んでも外れは少ないが、この6点は気を使って選びたい。
きっとツーリングのステキな思い出をキレイに残せるはず。

  • GPSによる撮影位置情報を記録できること。(帰宅後の閲覧が楽しい)
  • 光学5倍ズーム以上で撮影できること。(景色はズームでも残そう)
  • マクロ(5cmでの)撮影ができること。(料理の撮影も大事)
  • 好感度であること。(多少暗い程度であればフラッシュなしで)
  • できるだけコンパクトであること。(持ち運びはスマートに)
  • 防水であること。(雨の日は乗らないライダーは不要)

GPSによる撮影位置情報を記録できること

最近のデジカメはGPS機能を搭載し、撮影位置を記録できる機能が搭載されてるものが多い。このGPS情報は写真データの中に埋め込まれる(EXIFデータ)ため、データを解析できるソフトやサービスであれば、地図上に表示してくれたりもする。
観光地であれば場所は特定できるが、山の中で撮った写真はどこで撮ったかわからないものが多い。GPSを受信できる場所であれば位置情報はキッチリ記録できる。
これで帰宅後に楽しかったツーリングを振り返る楽しみがもっと楽しくなる。

光学5倍ズーム以上で撮影できること

ツーリングの醍醐味のひとつが、目の前に広がる絶景。
この絶景はぜひとも思い出のひとつに残しておきたいもの。
絶景を撮影するポイントは全景だけを撮るのではなく、絶景のポイントをアップで撮るのも忘れずに。

マクロ(5cmでの)撮影ができること

マクロ撮影ができないデジタルカメラで近くのものを撮ると間違いなくボケる。
おいしかった料理の思い出、キレイな花々、ボケた思い出では悲しい限り。
チューリップマークの撮影モードがマクロ撮影。機種にもよるが5~50cmが多い。1m以内で撮影するときはこのチューリップマークに合わせて、シャッターを半押しして被写体にピントを合わせてパシャリ。

暗くてもしっかり撮れる好感度のものを

ちょっと暗くなってきたときも写真を撮りたいもの。
デジタルカメラのフラッシュをそのまま使ってしまうと、不自然な写真になりがち。
しかも3mを超えるとフラッシュは効果なし。
そこでデジタルカメラに求めるのが感度。多少の暗さでも感度がよければ光を多く取り込んでくれる。景色を撮るときも光の明暗をキレイに残してくれる。
夜景を撮影する際は、カメラを三脚などでしっかり固定し、シャッタースピードを遅くするとキレイに撮れる。三脚を持ち運ぶのはハードル高いがいろいろなシチュエーションを想定して選ぶといい。

できるだけコンパクトであること

ツーリング用のデジタルカメラを選ぶポイントとしては最も重要かも。
なにかと荷物がジャマになるツーリング。サッと取り出して、サッと撮影したいだけにコンパクトであることは重要。
コンパクトであってもバッグの奥にしまってしまうと使いづらい。ジャケットのポケットに入れたり、腰ベルトに着けるのもいいが、オススメは首からストラップ。最近はスマホ用のネットストラップも数多く揃ってる。頑丈そうなものが安心。

防水であることで突然の雨も安心

走っていて突然の雨。多くのライダーが経験してるはず。
身体が濡れるのもイヤだが、デジタルカメラやスマホが濡れて壊れるのは避けたいもの。
天気があやしいときは防水バッグに非難させることもできるが、そんなことを気にせずにいたいライダーは防水ものがオススメ。高速道路では雨が降ってきたからって停まるわけにはいかない。万全な対策が理想。

あると便利なデジカメの三脚

出番は少ないが、持っているとなにかと便利なのがデジカメ用の三脚。
仲間全員での集合写真、1枚や2枚ぐらい撮りたいもの。誰かにお願いできればいいが、ときには誰もいない場所も。ベンチや花壇などをうまく使えるものがあればいいが、角度がうまく調節できなかったり。。
暗い中での撮影で三脚は大活躍。近くのものであればフラッシュでいいが、夜景の撮影でフラッシュは効果なし。デジカメをしっかり固定して、シャッタースピードを遅く設定。
1回のツーリングに何度もあるわけではないが、例え1回でも出番があるのであれば持っていて正解。

小さいものであることが第一

出番が少ないものだからこそコンパクトであることが大事。ちょっとデジカメを固定したい程度であれば小さくても問題はない。2~3段階で脚が伸びてある程度の高さの調整ができるコンパクトなので十分。

バイクや岩、木にも巻つけられる自由自在三脚

『ゴリラポッド』という三脚は、脚が伸びない代わりにどんなところにでもデジカメを固定できるおもしろい三脚。凹凸だらけのバイクの上でも、手すりや木でもデジカメを固定できる。コンパクトデジタルカメラやスマホ用の小さい『ゴリラポッド』なら15cmというコンパクトさ。

バイクにデジカメをマウント

三脚とは違うが、バイク自体にデジカメを固定する方法も。元々はバイクナビなどを固定するものなのだが、デジカメに雲台をつければワンタッチで固定も。愛車の撮影ができないデメリット。。( ̄∇ ̄; )