選ぶポイントの中心がデザインだとは思いますが、バイクツーリング用ジャケットにはたくさんの機能があります。スタイルに合わせて選びましょう。
オールシーズン1着でも大丈夫!
表はメッシュ地で裏にナイロン製のインナーを付けれるタイプのジャケットであれば、オールシーズン1着のジャケットで大丈夫です。真夏の暑い日はTシャツとメッシュのジャケット。春や秋の寒い日は着込んだ上にインナーを付けたジャケットとネックウォーマーでほぼいけると思います。ホントに寒い中よく乗るライダーさんには防寒着をオススメしますが・・・。予算や置き場所に困らなければ季節ごとのジャケット・ウェアを選ぶのも楽しいと思います。
まさかの転倒に備えるプロタクタ
誰もが考えたくないことですが、バイクに乗っている以上は転倒の危険と隣合わせです。そんなまさかのときにちょっとでも守ってくれるプロテクタがあれば安心です。大げさにプロテクタを着けるのではなく、見た目もかっこよく、プロテクタが入ったジャケット・ウェアもあります。ぜひ検討してみてください。
さらに最近はエアバッグ搭載のジャケット・ウェアもあります。バイクにつないだピンが抜けるとゼロコンマ何秒かでジャケットが膨らみます。首、背中を中心に守ってくれる優れものです。
こういったプロテクタが入ったジャケット・ウェアはひとまわり身体が大きくなります。レインウェアを選ぶときはひとサイズ上を選んでもいいと思います。
充実したポケットなどの収納機能
両サイドのポケットや胸ポケットはもちろんのこと、飲み物が手放せないライダーのためのペットボトルホルダ、ちょっとした買い物に便利な小銭入れ、クッション性のある携帯電話用のポケット、そして地図が背中にスポっと入る大きなポケットまで、ホントにライダーの気持ちを実現した収納機能がたくさんあります。ポケットなどの収納を重視して選ぶライダーは少ないと思いますが、複数のウェア・ジャケットで悩んだときはちょっと気にしてみるといいと思います。
バイク、バイクしていないジャケットの選び方
バイクツーリング用のジャケットは「いかにも」という感じがして避けたいライダーさんも多いと思います。もちろんバイクツーリング用のジャケットにしなければいけない理由はありません。好きな格好が一番です。
ただいくつか気をつけたい点がありますので参考にしてください。
風を受けてバタバタなる服装は避けましょう
ひとつめは風をキレイ流してくれる服装であることです。風がキレイに流れないと姿勢を保つために疲れは倍増します。高速走行だとさらにツラくなると思います。さらに「バタバタ」という音はかなりウルサイです。
けっこう汚れます。お気に入りの服装は避けましょう
ふたつめは汚れてもいい服装であることです。走行中はホコリや排気ガスを常に浴びています。空気がキレイだと思う山には小さな虫や花粉、海沿いだとベタベタする潮風を受けることになります。場合によっては落ちない汚れもあるので注意しましょう。
暑い夏でも長袖が理想です
できるだけ長袖にしましょう。まさかの転倒に備えるだけでなく、トラックが小石を跳ねることもありますし、風を受け続けると夏でも冷えることがあります。日焼けが気になるライダーならなおさらです。