荷物は少なくしたいものですが、ちょっとでも天候が怪しいと思ったらレインウェアは必携。多くの機能はスタイルと予算に合わせて選びましょう。
どんな雨対策をしても完璧には防げない
多機能、高性能でいろいろ考えられているレインウェアですが、完璧に浸水を防げるものはないと思ってください。仮に完璧に浸水を防ぐことができたとしても汗の湿気が逃げずにサウナ状態になってしまいます。
さて、完璧に浸水を防げない状況でも「走りたい」「走らなければならない」ときがあります。そんなときに少しでも快適に走れるレインウェアを選びましょう。
高級素材?GORE-TEX®
外部からの雨は入れず、内側の蒸気は発散するというハイテク素材のGORE-TEX®。
最初これを見たときは思わず飛びついたものの、個人的にはどうも満足がいくものではありませんでした。
なんとなく快適に感じたのは数回のみ。その後は着る度にその機能は低下していきました。高かったのに・・・。手入れが足りなかったのでしょうか。
多くの機能はスタイルと予算に合わせて
防水・透湿以外にどんな機能を優先したいかで選びましょう。
サイズ調整
突然の雨です。レインウェアを着ようとします。あなたは今、なにを着ていますか?
レインウェアを着るときは必ず“なにか”を着ています。ウエストバッグやデイバッグを身につけているかもしれません。バッグも浸水を防ぎたい場合はレインウェアの中でバッグを身につけますが、ジャストサイズのレインウェアではパツパツになってしまいます。
そんなときにサイズ調整が可能なレインウェアがあると、ちょっとうれしくないですか?
防寒
ちょっといい素材のレインウェアはそのまま防寒着にもなります。中にはオールシーズンOKというものまで。
ちょっと価格は高くなりますが、年中なにかと使えると思うと決して高くないかもしれません。インナーを取り付けられるレインウェアもありますので、ツーリングスタイルに合わせて選んでみてください。
ヒートガード
1シーズンで買い換えるぐらいの安いレインウェアにはヒートガードがついていないのでお気をつけください。ヒートガードがないとエンジンやマフラーの熱で溶ける可能性があります。脚をエンジンやマフラーの近くに置かないバイクであれば、気を使う必要はないです。
コンパクト収納
荷物は少なくしたいだけに、これを重要視するライダーもいると思います。どのレインウェアもそれなりに小さくはなりますが、こだわる方はトコトンこだわってみるのもいいですね。
デザイン
やっぱり雨の日もオシャレしたいものです。雨の日は視界が悪くなるのでリフレクタ(反射素材)付きのモノや明るい色を選ぶことも気にしてみてください。
※GORE-TEX®はジャパンゴアテックス株式会社の登録商標です。