道南(北海道南部)ツーリングスポット盛りだくさん!異彩文化をもつ函館と日本新三景の大沼・北海道駒ヶ岳
update 2025.1.24
函館を中心とした道南エリアは、江戸時代、北海道で唯一の藩(松前藩)があった場所で、ペリー来航をきっかけに日本でいち早く箱館を開港した歴史があり、北海道のほかのエリアと異なる独自の文化がある。
観光名所のひとつである五稜郭の星形要塞はヨーロッパの影響を受けており、金森赤レンガ倉庫群や八幡坂の街並み、カトリック元町教会やトラピスト修道院などの教会も外国文化の影響を感じ取れるスポット。
そんな独自の文化のおかげか、函館(とその周辺)にしか展開しない地元チェーン店が人気。すでに全国区の「ラッキーピエロ」や、やきとり弁当の「ハセガワストア」、活イカが名物の居酒屋「いか太郎」などは全道、全国にも展開できそうな人気地元チェーン店。
さらに「日本三大夜景」である函館山の夜景や、「日本新三景」の大沼・北海道駒ヶ岳と、日本三大に選ばれる景勝地もある。
その他にも、北海道の最南端「白神岬」や、日本一危険な神社「太田神社」、森駅の名物駅弁「いかめし」、北海道三大温泉のひとつ「湯の川温泉」などが楽しみどころ。
- ライダーに人気の観光
- 太田神社、大沼・北海道駒ヶ岳、カトリック元町教会、金森赤レンガ倉庫群、五稜郭、トラピスチヌ修道院、トラピスト修道院、函館聖ヨハネ教会、函館山、八幡坂、湯の川温泉
- ツーリングの定番道路
- 渡島半島横断道路(国道230号)、日本海追分ソーランライン(国道228号)、国道278号
- 食べたい!地元グルメ
- いかめし(森町)、活イカ(函館)、やきとり弁当(ハセガワストア)、ラッキーピエロ
- 本州とのフェリー航路
- 函館港フェリーターミナル(青森−函館<青函フェリー、津軽海峡フェリー>、大間−青森<津軽海峡フェリー>)
- 渡島地方
- 函館市、北斗市、松前郡松前町、松前郡福島町、上磯郡知内町、上磯郡木古内町、亀田郡七飯町、茅部郡鹿部町、茅部郡森町、二海郡八雲町、山越郡長万部町
- 檜山地方
- 檜山郡江差町、檜山郡上ノ国町、檜山郡厚沢部町、爾志郡乙部町、奥尻郡奥尻町、瀬棚郡今金町、久遠郡せたな町
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渡島地方
函館市、北斗市、松前郡松前町、松前郡福島町、上磯郡知内町、上磯郡木古内町、亀田郡七飯町、茅部郡鹿部町、茅部郡森町、二海郡八雲町、山越郡長万部町
森駅 駅弁いかめし
スルメイカに2種類の米(もち米とうるち米)を詰め、甘辛だれでじっくり炊き上げた歴史ある定番ご当地グルメ。森駅構内のKIOSK、駅前の柴田商店で販売。北海道茅部郡森町。
大沼国定公園
北海道駒ヶ岳とその火山活動によってできた大沼・小沼をはじめとした国定公園。大沼に浮かぶ小島を散策するもよし、小沼の西にある日暮山展望台から眺めるもよし、大沼の東には湖畔の「東大沼キャンプ場」でまったり夜を迎えるのもいい。北海道駒ヶ岳を背景とする大沼の景色は新日本三景に選ばれている。北海道亀田郡七飯町。
ラッキーピエロ
函館市を中心に17店舗を展開する人気のご当地バーガー。厳選したこだわりの食材を使っており、函館名物のイカや塩ラーメンを超える人気の函館定番グルメ。「ラッピ」の愛称で親しまれている。北海道函館市、北斗市、檜山郡厚沢部町、亀田郡七飯町、茅部郡森町。
北海道コロッケバーガーとチャイニーズチキンバーガー!このコロッケバーガー、コロッケだけじゃなくて、がっつりミートパティも挟まってるんだぜ。。ε=( ̄。 ̄;)ウップ 今回はラッキーピエロ戸倉店。初めてグッズ(Tシャツとエコバッグ)も買っちった(*´ー`*)
函館の地元ハンバーガーチェーン店「ラッキーピエロ」に寄った。フェリー乗るまでに腹ごしらえを。店内は雰囲気あるいい感じだったけど、雲行きが怪しかったからフェリーターミナルで食べることに。当時の人気No.1のチャイニーズチキンバーガーとNo.2のラッキーエッグバーガー。文句なし。
津軽海峡フェリー 函館ターミナル
函館と青森、函館と大間を結ぶ津軽海峡フェリーのターミナル。青森航路は片道3時間40分で1日8往復、大間航路は片道90分で1日2往復している。青函フェリーの函館ターミナルとは場所が異なるため要注意。北海道函館市。
五稜郭
江戸時代、蝦夷地統治の中心であった五稜郭。黒船来航によって開国の地となった箱館は、幕末後の戊辰戦争の終結となる「箱館戦争」の舞台にも。歴史好きには外せない観光スポット。北海道函館市。
函館朝市 どんぶり横丁市場
15の飲食店が入ったグルメ観光スポット。ホタテ・イクラ・サーモン・ウニ・カニ・イカなど北海道を代表する海鮮が味わえる。注文後に捌く活イカは函館名物。北海道函館市。
『いくら亭』自家製のいくらが自慢。天ぷらや焼物もあるほか、ラーメンは隠れた人気メニュー。
ちょいと遅めのランチに寄った、函館朝市どんぶり横丁市場のいくら亭。ホタテ・ウニ・イクラがのった函館丼〜。ツーリング先でのランチは贅沢になってしまうのは仕方ない。うんうん。
『朝市食堂 馬子とやすべ』どんぶり横丁正面の食堂。一種ノ丼から四種以上ノ丼まで種類豊富な海鮮丼。イカ刺し・イカソーメンも人気。
函館山
山頂からの夜景は日本三大夜景のひとつ。海沿いの山のため雲や霧がかかることも少なくないが、ちょっと風が吹くと一瞬眺望がひらけることも。函館山ロープウェイ山頂まで道路はあるがバイクは通行禁止。体力に自信、時間に余裕があるライダーは片道約2.8kmの道のりを1時間ほどかけて登るのもあり。登山道に電灯はないため下りはロープウェイで。北海道函館市。
湯の川温泉
北海道の三大温泉郷のひとつ。老舗旅館から大型ホテルまで旅館協同組合に加盟しているだけで17施設。湯量が豊富でかけ流しの温泉宿が多い。日帰り温泉も。北海道函館市。
ハセガワストア
函館市を中心に13店舗を展開する地元チェーン店。1978年からの歴史がある「やきとり弁当」が名物。セイコーマートとの資本・業務提携によりセイコーマートの惣菜も取り揃える。「ハセスト」の愛称で親しまれている。北海道函館市、北斗市、亀田郡七飯町。
恵山
渡島半島の東南端にある標高618mの成層火山。明治初期に小噴火して以降は落ち着いているが、山肌からは常に噴気が上がっている。標高300mの火口原駐車場まではバイクで行くことができ、その先は片道約2.9km、70分ほどで頂上まで登ることができる。栄養分の少ない火山灰と、津軽海峡の霧による日照不足になりやすい環境であるため、600mほどの山でも2000m級の山でしか見られない高山植物を観察できる。恵山道立自然公園。新・日本百名山。北海道函館市。
道の駅 なとわ・えさん
渡島半島の南東、国道278号沿いにある道の駅。南には津軽海峡、東には活火山「恵山」を一望できる。食事処のふわふわ亭では、恵山をイメージした「活火山ラーメン」や「ザンギ定食」、「とんかつ定食」のほか、地元民にはおなじみの「ひろ寿司」直伝の味おいなりさんが人気。津軽海峡で取れた旬の魚介類を使ったメニューが並ぶこともある。広い芝生のオーシャンビューのキャンプ場も併設。函館市街地から1時間ほど。北海道函館市。
白神岬(北海道最南端)
北海道の最南端。観光施設や自販機・トイレなどはなく駐車スペースに石碑があるのみ。西に200mほどの場所に白神岬灯台(灯台ナンバー0001)があるが敷地内は立入禁止。青森県の竜飛崎まで津軽海峡を挟んで約19km、本州最北端の大間崎はここより北(15kmほど)に位置する。日本海追分ソーランライン(国道228号沿い)。北海道松前郡松前町。
檜山地方
檜山郡江差町、檜山郡上ノ国町、檜山郡厚沢部町、爾志郡乙部町、奥尻郡奥尻町、瀬棚郡今金町、久遠郡せたな町
太田神社
道南五大霊場のひとつで北海道最古の山岳霊場。日本一危険な神社として知名度を上げた。本殿入口の急階段はロープで登れるが、本殿直前では約7mの断崖絶壁を鎖を使って登る。「太田山神社」として掲載されている場合があるが北海道神社庁やせたな町は「太田神社」としている。北海道久遠郡せたな町。
道の駅 あっさぶ
国道227号沿いにある道の駅。厚沢部町はメークイン(ジャガイモの品種)の発祥地であり、メークインの販売はもちろん、コロッケなどで味わえる。クリームチーズソフトも人気。北海道檜山郡厚沢部町。
滝瀬海岸(シラフラ・くぐり岩)
渡島半島の日本海側にある、シラフラ(アイヌ語で白い傾斜地という意味)と呼ばれる白い岩壁と、ニシン漁が盛んだった頃に陸路での人の往来をするために掘削した岩がある海岸。観光地化はされておらずクルマ数台が停められるスペースがある程度。北海道爾志郡乙部町。