青森県ツーリングスポットが盛りだくさん!海岸を楽しむ下北半島、津軽半島と、山地を楽しむ八甲田・十和田、白神山地
update 2024.12.18
青森県には、津軽海峡沿岸の津軽半島や下北半島(大間、恐山)や、青森・岩手・秋田に広がる十和田八幡平国立公園(十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山)、青森・秋田にまたがる世界遺産の白神山地、青森県内最高峰の岩木山など大自然のツーリングスポットが多い。
グルメの名産はリンゴのほかにイカやホタテなどの魚介類。大間マグロは日本屈指のブランドマグロ。せんべい汁やいちご煮、ぽんぽん焼きなどの郷土料理も多くグルメツーリングも楽しめる。青森県から北海道に渡るには青森港、八戸港、大間港からのフェリー航路がある。
- ライダーに人気の観光
- 奥入瀬渓流、大間崎、恐山、キリストの墓、黄金崎不老ふ死温泉、十二湖(青池)、龍飛崎、鶴の舞橋、十和田湖、弘前城(現存12天守)
- ツーリングの定番道路
- 大間越街道(国道101号)、海峡ライン(国道338号)、竜泊ライン/階段国道(国道339号)、津軽岩木スカイライン(有料道路)、十和田道(国道102号)、八甲田ゴールドライン(国道103号)、はまなすライン(国道279号)
- 食べたい!地元グルメ
- イカ、いちご煮、大間マグロ、せんべい汁、馬肉、ホタテ、りんご
- 隣接している都道府県
- 岩手県、秋田県
- フェリーで渡れる都道府県
- 北海道
- 津軽エリア
- 青森市、五所川原市、つがる市、弘前市、黒石市、平川市、東津軽郡平内町、東津軽郡今別町、東津軽郡蓬田村、東津軽郡外ヶ浜町、北津軽郡板柳町、北津軽郡鶴田町、北津軽郡中泊町、西津軽郡鰺ヶ沢町、西津軽郡深浦町、中津軽郡西目屋村、南津軽郡藤崎町、南津軽郡大鰐町、南津軽郡田舎館村
- 南部エリア
- むつ市、十和田市、三沢市、八戸市、下北郡大間町、下北郡東通村、下北郡風間浦村、下北郡佐井村、上北郡横浜町、上北郡おいらせ町、上北郡七戸町、上北郡東北町、上北郡野辺地町、上北郡六ヶ所村、上北郡六戸町、三戸郡階上町、三戸郡五戸町、三戸郡三戸町、三戸郡新郷村、三戸郡田子町、三戸郡南部町
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津軽エリア
青森県西部・日本海側のエリア。
津軽半島には国道なのに階段がある通称、階段国道(竜泊ライン・国道339号)があり、ネタ好きのライダーが集まるツーリングスポット。津軽海峡、平舘海峡、青森湾の海景色を楽しみながら走れる。北海道新幹線が通る半島でもある。
りんご畑が多く広がる津軽平野は収穫時期になるとバイクで走っていてもりんごの香りに気づくぐらい多くのりんごが栽培されている。岩木山8合目までヘアピンカーブが続く津軽岩木スカイラインや桜で有名な弘前城には多くのライダーが集まる。
秋田県との県境には世界遺産「白神山地」と青池がある十二湖が人気のエリア。日本海沿い大間越街道(国道101号)は、並行して走るJR五能線が観光列車を運行するほど海景色がいい。
青森市、五所川原市、つがる市、弘前市、黒石市、平川市、東津軽郡平内町、東津軽郡今別町、東津軽郡蓬田村、東津軽郡外ヶ浜町、北津軽郡板柳町、北津軽郡鶴田町、北津軽郡中泊町、西津軽郡鰺ヶ沢町、西津軽郡深浦町、中津軽郡西目屋村、南津軽郡藤崎町、南津軽郡大鰐町、南津軽郡田舎館村
階段国道(竜泊ライン・国道339号)
ネタ好きライダーは外せないツーリングスポット。国道唯一の車両通行不能区間な歩行者専用の道路。なぜ階段国道ができたかは諸説あるが未だに明らかになっていない。青森県東津軽郡外ヶ浜町。
竜飛崎
津軽半島の最北端。隆起した半島らしい地形で灯台もあり海景色を楽しめる。食事処や売店も点在している観光地。青森県東津軽郡外ヶ浜町。
道の駅 みんまや
竜飛崎近くの国道399号沿いの道の駅。併設された青函トンネル記念館では、青函トンネル工事の際に物資輸送などで利用されたケーブルカーで海面下140mまで行くことができる。「青函トンネル記念館が併設」という扱いだが、どちらかというと青函トンネル記念館がメインで、レストラン「紫陽花」と売店がついている感じの道の駅。青森県東津軽郡外ヶ浜町。
高野崎
竜飛崎の西にある岬。食事処が2軒と高野崎灯台、予約不要・無料で使用できる高野崎キャンプ場があるちょっとした観光地。青森県東津軽郡今別町。
津軽半島の高野崎。降りてみたい階段も、渡ってみたい波打ち際の橋も「若い頃であれば…」なんて思ったり。。灯台に向かう途中の広場は無料のキャンプ場らしい。___φ(・ω・ )
津軽半島の高野崎にある食事処の信光丸。どんぶりから具材がはみ出す海鮮丼と大きな岩ガキ。穏やかな天気のなか、至福のひととき。(*´ー`*)
眺瞰台
津軽半島の日本海側を通るライダーに人気の竜泊ライン(国道339号)。その最高地点にある展望台。日本海と峠道の景色を楽しめる人気の休憩ポイント。青森県北津軽郡中泊町。
高山稲荷神社
「朱色の鳥居」が連なる千本鳥居で話題になった青森県の稲荷神社。鳥居ひとつひとつは人の背丈ほどのかわいい鳥居。ミニュチュア感もまた人気のポイント。青森県つがる市。
日本庭園の中で数百本?はあると思われる鳥居が映える高山稲荷神社。階段上って、お参りして、庭園の鳥居のトンネルを歩いて…やっとたどり着いた庭園の上からの景色がイイ!d(・∀・) アジサイがキレイな季節。
鶴の舞橋
日本一の木造三連太鼓橋。津軽富士見湖(廻堰大溜池)にかかり、一方は富士見湖パーク、もう一方は丹頂鶴自然公園。ゆったりブラブラと休憩できるスポット。天気や時間帯の条件次第では岩木山を背景に絶景が見られることも。青森県北津軽郡鶴田町。
深浦観光ホテル
黄金色の夕陽と日本海北前料理がたのしめる温泉宿。日本海を望める露天風呂が人気。青森県西津軽郡深浦町。
弘前城
東北で唯一、現存12天守のひとつ。ゴールデンウィークの桜の時期は観光客でにぎわう。2015年には本丸石垣の修理のために、総重量約400トンの天守をそのまま移動させる曳屋を行い、3ヶ月かけて70m移動した。天守が元の位置に戻るのは2025年の予定。青森県弘前市。
津軽岩木スカイライン
「津軽富士」と呼ばれる青森県の最高峰「岩木山」の8合目まで登れる有料道路。全長9.8kmの間に69のカーブがあり、そのほとんどがヘアピンカーブ。地図や航空・衛星写真を見るとなかなかインパクトがある道。8合目からはリフトで9合目まで登ることができる。125cc以下のバイクでは通行不可。11月上旬〜4月中旬頃は冬季閉鎖。青森県弘前市。
青池(十二湖)
世界遺産・白神山地の西部にある十二湖(実際には33の湖沼がある)のひとつで一番有名な湖沼。自然がつくりだした鮮やかで透きとおった青色。ブナの林の中をゆったりと散策できる。青森県西津軽郡深浦町。
日本キャニオン
十二湖エリアにある大断崖の景勝地。日本キャニオンは凝灰岩の白い岩肌がむき出しになっており、日本のグランドキャニオンと呼ばれている。日暮橋駐車場から徒歩15分ほどで崖の下へ。日本キャニオン駐車場から山道を20〜30分で展望所へ。青森県西津軽郡深浦町。
道の駅 ふかうら 風合瀬いか焼き村
国道101号沿いにある道の駅。その名の通りイカ焼きが名物!「いか焼きコーナー」では日本海のスルメイカを炭火で焼く焼きイカを堪能できる。マグロ丼やラーメン、カレーなどのレストランも。青森県西津軽郡深浦町。
津軽海峡フェリー 青森ターミナル
青森と函館を結ぶ津軽海峡フェリーのフェリーターミナル。青森−函館航路は1日の本数も多く、お盆時期はキャンセル待ちするライダーも。同じ青森−函館航路を運行している青函フェリーのターミナルとは別。青森県青森市。
平内町ご当地レストラン ホタテ一番
陸奥湾の南岸沿い、日本有数のホタテ生産量を誇る平内町にあるホタテ料理専門レストラン。ホタテの刺身や寿司、ステーキ、澄まし汁などでホタテを満喫できる。マスツーリングで生モノが苦手なライダーがいても「麻婆ホタテ定食」や「海老&ホタテの海鮮チャーハン」でご当地グルメを味わえる。「ひらないまるごとグルメ館」内。青森県東津軽郡平内町。
八甲田山ロープウェー
人気の道「八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)」沿いにある観光施設。冬は日本屈指の豪雪地帯だが、夏はさわやかな気候で山好きにはたまらない。八甲田山系の田茂萢岳にある八甲田ロープウェイ山頂公園駅は標高約1300m。青森県青森市。
南部エリア
下北半島は本州最北端の大間崎や恐山がある斧のかたちをした半島。これだけ海に囲まれているだけのことはあり、海産物は豊富。大間のマグロのほかにも陸奥湾のホタテや津軽海峡のイカも絶品。半島中央の活火山である恐山にはカルデラ湖の宇曽利山湖や日本三大霊場の恐山菩提寺があり、周辺には温泉も多い。
内陸には秋田県との県境にある十和田湖や、その十和田湖を水源とする奥入瀬渓流、小説・映画の舞台にもなった八甲田山、その山麓にある豪雪で有名な酸ヶ湯温泉など一度は聞いたことある観光名所がある。そのため道路も整備されており、十和田道(国道102号)や八甲田ゴールドライン(国道103号)は気持ちよく走れる道。八戸方面に向かうと話題になった新郷村キリストの墓がある。
太平洋側の八戸・三沢エリアは、B級グルメで有名になったせんべい汁のほか、八戸前沖さばやポンポン焼き、いちご煮など郷土料理が多い。三沢市の北にある小川原湖はシジミ、ワカサギ、シラウオなど水産資源が多く、グルメが充実している。八戸・苫小牧間のフェリー利用で立ち寄るライダーも多い。
むつ市、十和田市、三沢市、八戸市、下北郡大間町、下北郡東通村、下北郡風間浦村、下北郡佐井村、上北郡横浜町、上北郡おいらせ町、上北郡七戸町、上北郡東北町、上北郡野辺地町、上北郡六ヶ所村、上北郡六戸町、三戸郡階上町、三戸郡五戸町、三戸郡三戸町、三戸郡新郷村、三戸郡田子町、三戸郡南部町
大間崎(本州最北端)
多くのライダーが目指す本州最北端。マグロが有名な大間だけあって大間崎にもマグロのオブジェ。
津軽海峡フェリー 大間ターミナル
本州と北海道を最短距離で渡るなら津軽海峡フェリーの大間−函館航路。1日2往復。乗船時間90分。青森県下北郡大間町。
仏ヶ浦
下北半島の西海岸にある景勝地。「五百羅漢」「如来の首」「極楽浜」などと名付けられた極楽浄土を思わせる巨岩群の神秘的な景色が広がる海岸。駐車場から山道の遊歩道を歩いて、行きの下りは約10分、帰りの上りは約16分ほど。思う存分楽しみたい場合は佐井港から遊覧船で海からも眺められる。国の名勝、天然記念物、日本の秘境百選、日本の地質百選。青森県下北郡佐井村。
恐山菩提寺(恐山)
下北半島にある霊場。火山性ガスが噴気して植物が育たないゴツゴツした火山岩の光景や、カルデラ湖である宇曽利山湖のエメラルドグリーンのキレイな景色も広がる。境内には4つの温泉があり参詣者は自由に入浴できる。日本三大霊山。青森県むつ市。
シーグルメ・ドーム
下北半島の南西、国道338号沿い、むつ湾フェリー脇野沢港にある食堂。特産のいわし焼干の粉末を麺に練り込んだ、名物の焼干ラーメンをはじめ、ホタテなどの地産魚介を使ったメニューが人気。青森県むつ市。
尻屋崎
下北半島の北東端にある岬。尻屋崎周辺には寒立馬が放牧されており、道路や牧草地などの柵がない手が届く場所にいる。人馴れはしているが近づくのは要注意。尻屋崎灯台は4月下旬~11月上旬に登ることができ(有料)、津軽海峡、太平洋を一望できる。寒立馬が逃げないように東西2ヶ所にゲート(7:00-17:00・無料)が設けられている。青森県下北郡東通村。
16:45でゲートが閉まってた尻屋崎。暗くなることはわかってたし、調べればわかったことなのに。。(/ω\) ゲートの近くにいてくれた寒立馬とサクッと記念撮影。
前日、時間外で入れなかった尻屋崎に早朝再び。まーまー天気もよくて灯台もいい景色だったんだけどぉ。。放牧されてるはずの寒立馬が一頭もいない。。(TД T ) ゲート付近の柵の中にいた親子の寒立馬見て終了〜
ミルク工房 ボン・サーブ
下北半島にある斗南丘牧場が運営するミルク製品ショップ。ソフトクリームは「青森三大ソフトクリーム」のひとつとしても有名。飲むヨーグルトやカップアイスも定期購入があるほどの人気っぷり。青森県むつ市。
むつ市街
下北半島の本州最北端の市。市街地の飲食店やホテルは駅周辺よりも国道沿いが便利。国道279号と338号の交差点付近には多くの店が集まる。ビジネスホテル泊をするならこのあたりが便利。
温泉旅館 水明
小川原湖の南にある自家源泉100%かけ流しの温泉旅館。大浴場や露天風呂は日帰り温泉としても人気で、風呂付きの客室では好きな時間に温泉を堪能できる。小川原湖名産のシジミなどを使った料理も高評価。青森県上北郡東北町。
青森県立三沢航空科学館
航空史と科学をテーマとした博物館。初の太平洋無着陸横断飛行をしたミス・ビードルの模型や実機の展示、科学体験機、カフェ、展望デッキなどで楽しめる。飛行機の展示がある屋外の大空ひろばは無料。開館9:00~17:00、休館月曜日。青森県三沢市。
司バラ焼き大衆食堂
三沢市が発祥とされる青森県南部地方のB級グルメ「十和田バラ焼き」の人気店。十和田バラ焼きは、タマネギと牛バラ肉を甘辛いタレで焼くシンプルなご当地グルメ。料理とバッチリ合う屋台の雰囲気で食べられる。青森県十和田市。
奥入瀬渓流
十和田湖の東にある「子ノ口」から北東に14km流れる渓流。渓流沿いに国道102号が通っており、渓流を見ながらツーリングが楽しめる。木が生い茂っていて陽が当たらないため路面がウェットなことが多い。道幅は広くなく、大型バスの行き来もあるため運転は慎重に。青森県十和田市。
十和田湖 子ノ口
十和田湖の東湖岸にある遊覧船乗場や食堂があるちょっとした観光地。奥入瀬渓流の始点であり、駐車場や食堂、お土産屋さんがある拠点。青森県十和田市。
十和田湖畔 休屋地区
十和田湖南岸にある湖畔の観光スポットで宿やレストランが集まっている。十和田湖名物「ひめます」を塩焼きや刺身を味わえる。十和田湖のシンボル「乙女の像」はこのエリア。青森県十和田市。
新郷村キリストの墓
なぜ青森にキリストの墓が…?誰もが思う疑問。隣には弟イスキリの墓も。毎年6月の第一日曜日には「キリスト祭」があり、お墓のまわりで「ナニャドヤラ」と呼ばれる盆踊りが踊られる。青森県三戸郡新郷村。
みなと食堂
八戸の超人気店。ヒラメやマグロの漬丼のほか、B級グルメで全国区の南部煎餅を使った「せんべい汁」や「いちご煮」などの郷土料理を味わえる。青森県八戸市。
シルバーフェリー 八戸フェリーターミナル
太平洋側で青森県と北海道を結ぶシルバーフェリーの八戸−苫小牧(1日4往復)、八戸−室蘭(1日1往復)航路。乗船時間は7〜8時間ほど。夜出港の便だと移動時間に睡眠できてツーリングの時間を有効に使える。青森県八戸市。
八戸−苫小牧の航路、シルバーフェリー。21時過ぎに苫小牧を出発して、翌朝5時に八戸到着。7月末の日の出にドンピシャ。バイクは降りるのが最後だからゆっくり甲板から日の出を見た。ひとり用の個室もあってお気に入りのフェリー。
苫小牧港から八戸港へ。北海道と本州のフェリーはこのシルバーフェリーが一番好き。21時に出港して翌朝5時過ぎには走り始めることができるから、睡眠をとりながら走る時間もしっかり確保できる。リーズナブルな個室もいい。
八戸港から苫小牧港へ。北海道へ渡るフェリーの中では一番好きかもしれないシルバーフェリー。夜に出港して翌日早朝に着くから時間を有効に使えていい。この時は乗船を待ってる間に話すようになった人とフェリー内で晩酌。翌朝の晴天の北海道は気持ちよかったー